アルゴ
Argo(2012) 財布の余裕と時間があれば、どうぞ映画館へ!
あらすじ
1979年、在イラン米国大使館占拠・人質事件発生──
辛くも脱出した6人の職員はカナダ大使の私邸に匿われた。
イラン過激派は、52人もの職員を人質にし、米国がガン治療のために入国させていた憎き前国王パーレビの引渡しを要求。
6人の存在がバレてしまえば、公開処刑されるのは必至。
国務省はCIAに協力を要請し、人質奪還のプロであるメンデス(ベン・アフレック)が呼ばれた。
彼が思いついたのは、架空の映画撮影をでっち上げ、6人をロケハンの為に入国していたカナダ人スタッフとして出国させるという、ありえない作戦だった…
これは、アメリカが事件後18年封印していた、事実に基づく映画である。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
人質救出作戦が実際に成功したからこそ、こうして映画になっているわけで。
それを観客(私たち)は知っています。でも、この映画を観ていると、そんなことは完璧に忘れてしまう。
だって"まだ"、人質たちはイランにいるのだから。失敗したら、殺されてしまう。
一手、一手、逃げる後ろ髪を掠めるようにして、敵の手が伸びてくる恐怖……
やばいこわいはやくにげてぇー!ヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノアワワ!
手に汗握る、とはこの映画のこと!ベン・アフレック監督、超グッジョブ!
ネタバレありの続き感想↓
ベン・アフレックが……カッコいい……!!。゚+.゚ヽ(●´ω`●)ノ。
有名だし名前は知っていたけど、特に意識して追いかけている俳優さんではなかったです。
なのでトレーラーを始めてみたとき、あまりの格好良さにほわあああってなりました(笑)。端的に言うと萌えた。短髪で精悍なイメージから転じて、今回のビジュアルではお髭もしゃもしゃでちょっと知性的というか、おだやかで優しそうな見た目がとても素敵で(好みだったので/笑)思わず惹かれてしまいました。
目が、いいですよね。
誠実で、きちんと仕事をやり遂げてくれそうな目が印象的。
彼が頼みの綱であることに、説得力があります。
■主人公
主人公メンデスは、CIAで働く人質奪還のプロです。
彼は、妻と別居して愛しい息子と離れて暮らしている、寂しい父親でもあります。
電話をした息子が見ていたというTV(最後の猿の惑星)にチャンネルを合わせた彼が思いついたのが、このお話で描かれている"映画作戦"でした。
この映画は、奪還の物語です。6人(+52人)のアメリカ人をアメリカへ連れ帰る物語。
その一方で、父親であるメンデス自身が、家族のもとへ帰れるか、という話でもあるんですね。
■ドラマとリアル
実際のメンデスのエピソードではないのかもしれませんが、
例えばディザスタームービーにしても、SFにしても、アメリカ映画の男性主人公が家庭に問題を抱えてることってよくありますよね。離婚大国だし(笑)。
ある意味、とても映画的なベタ設定、と言えるのかも知れません。でも。
その辺りが、過剰に描かれることはありません。いい塩梅に、ストーリーを盛り上げる助けになってる。
ドキュメンタリー映画ではない、けれど、史実がテーマで。
だからこそ、丁寧にリアリティを追ったベン・アフレックの巧みなバランス感覚が分かるような気がします。
メンデスの葛藤シーンも、大げさにせず、ドラマティックに描きすぎていません。だから逆に、リアルな物語に観客はのめり込んだまま、冷めずに最後まで楽しめる。
何せ、このありえない作戦は、史実なわけです。事実は小説より奇なり。
リアルが一番ドラマティックでサスペンスに満ちてる。
演出を抑えることで、逆にそれを際立たせたんじゃないかな、と思いました。
ごてごてと飾り立てたら、逆に嘘っぽくなりそう。
バランスといえば、ハリウッドでのシーンですね。
有名な特殊メイク技師チェンバースと、プロデューサーのレスター。
ノリノリのBGM、突拍子もない作戦にノリノリのオッサンたち(笑)。
Argo, Fuck Yourself!!ヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ
軽妙なタッチのシーンでは、存分にニヤニヤさせられます。
緩急のバランスが素晴らしいです。ほっとさせられ、かと思えば響く銃声に身を竦める繰り返しのうちに、すっかり意識を握られてしまいました。
もうされるがままです。ベンは優秀なメンタリストのようですね(笑)。
■サスペンス
映画冒頭、分かりやすいあらすじで、当時のイランを説明します。英米の介入やら浪費する暴君やら色々大変ですが、革命が起こって、イランは大荒れの状態に。
アメリカが前国王を人道的な理由から受け入れますが、そんなこたぁ関係ない、学生やら女性やら、すごい勢いで怒って、引き渡せーってことでテヘランの在米大使館を囲いました。
大使館の門の外には大勢のデモ隊が詰め掛け、声を上げています。
燃やされるアメリカ国旗。異国の言葉。唸るような掛け声がこだまして、人の憎悪がうねり高まっていく恐怖。いつ、門を破られるか分かりません。
大使館の中では、ビザ発行を待っているイラン人たち。大使館の職員たちは、緊迫した雰囲気の中で業務を行いながら、外と連絡を取っていました。
門は破られ、なだれ込んでくる群集。政府も警察も軍も、何もしてはくれない、間に合わない!
海兵隊に時間を稼がせ、退避を決断した職員たちは、死に物狂いで重要書類を破棄し始めます。
しかしあっという間に、大使館は占拠されてしまうわけです。52人は人質に。ただし、直接外へ出られる建物にいた、6人だけが大使館を脱出して、カナダ大使の私邸へ逃げ込んでいました。
これが物語の始まり。追われ続ける120分の、始まりです。もう怖い。
観客はあっという間に、あの日、あの時のイランへと連れて行かれます。
あえて字幕のないシーンも多いです。異文化の匂い、理解出来ない言語のシャワー。
分かるのは、浴びせかけられているのが、憎悪ということだけ。
常に追いかけっこ。時間との勝負です。
過激派側は子供たちにシュレッダーにかけられた名簿を復元させているので、もし足りない6人の身元がバレてしまったら即終了。うわぁやめてぇ!!(( ;ω;)ガタブル
作戦が認可され、メンデスがイランへ入り、6人に会い、準備を進めながらも、リミットは常に背後へ迫っています。
最後、一度取り消された作戦を決行するんですが、大統領の許可を貰って旅券の予約を復活させないと諸々アウトです。メンデス+6人は既にカウンターに。CIAの上司が、必死で対応します。「さっさとやれ!」とかもう胸熱でしたv
セーフ、の瞬間肩から力が抜けますが、まだまだ緊迫は続くんです…。
ハリウッドに作った嘘の事務所に防衛軍のメンバーが電話をかけるんですが、道を撮影で塞がれて渡れないチェンバースらが、間に合うか…!とかもう!
■信頼
メンデスは人質奪還のプロ、ですが、よりにもよって「映画作戦」です。
当然、カナダ大使私邸でメンデスに会い、その作戦を知らされたときの6人の反応は…さもありなん(笑)。
演技なんて無理だと不安がる人、反発する人…。
それでも、これしかないのだと作戦を受け入れ、彼らは自分たちの役を暗記し始める。
ところがアクシデントが。指導省がロケハンを許可、バザールで担当者に会うよう指示されてしまいます。行かないと疑われるが、人だらけのバザールで顔を晒すのは危険過ぎる。
妻を危険に晒せない、と拒否するジョー。名前も知らない男を、信じるなんて無理だ。
そんな彼に対しメンデスは、本名がトニーであること、出生、妻と息子がいることなどを語り、信頼を求めます。
「見捨てたことは、一度もない」
何とかその日を乗り越えた6人。繰り返し空港でのやり取りをシュミレーションするが、メンデスの元へ連絡が。軍による、大使館の人質52名の救出作戦が決行されるので、「アルゴ作戦」は中止、即刻帰国せよ──6人の命はどうなるのか?
苦悩するメンデスを「よくやった」と慰めるカナダ大使。そっとホテルへ戻ったメンデスは酒を煽り、しかし一晩中悩み続ける。
そして翌朝。準備を済ませ、遅いメンデス……もうトニーでいいですねw彼の訪れを待っていた6人の元へ、メンデスは現れた。
信じてくれた6人に、応えなければいけない。見捨てられない!
ここからはもう、ノンストップです。空港へ向かい、検査をくぐり、しかし搭乗口の手前で7人は別室行きにされてしまいます。
超ピンチ。搭乗に間に合わなければすべてが終わる…!
そこで力を発揮したのが、6人の内のひとり、ジョーでした。
トニーを信じられないと言っていた、彼が。
革命防衛軍の男に対して、製作補の立場になりきり、得意の現地語を活かして、映画の説明を始めたのです。
絵コンテを見せながら、身振り手振り、擬音を交えて堂々とアピール。
一番作戦に対して不審を隠さなかった彼も、トニーを信じて、懸命に役柄を覚えていたんですね。
無事に最終関門を通過、搭乗手続きへ戻ることが出来ました。後は乗るだけ、飛ぶだけです!
しかしその頃、子供らが復元した名簿の写真とバザールで撮られていた6人の写真が…バーレーたー!!!
■英雄
最後の瞬間までさっぱり油断できませんでしたが、無事に飛行機は領空を出て、6人とトニーは無事の帰国となりました。嗚呼よかった!(涙)
6人の帰国は、カナダ政府が密かに計画を進め、行ったことに。アメリカも、CIAも、関係ない。6人と、彼らを匿ったカナダ大使夫妻は、英雄として称えられた…。
トニーは、CIAエージェントの最高の名誉、スター勲章を授与され…でもなかったことに(笑)。だって何にもしてませんからね。
妻のもとへ向かい、彼女を抱き締めるトニー。息子とベッドで寄り添い、過ごすおだやかな夜。
スタートレックなどのSFキャラクターが並ぶ部屋の棚に飾られた、アルゴの絵コンテ。
アルゴのように、英雄は、大切なものを取り戻して、戻るべき場所へ戻ったのでした。
素敵なパパでよかったね!
実在のトニー一家は引退後、田舎でおだやかに暮らしたそうです。
そんなわけで満足度100%の映画でした。
ことが上手くいってもご都合主義とは決して言わせないだけの切迫感が上手いです。実際上手くいったわけですしね(笑)。
当然トニー大好きになりましたが、上司のジャックもよかったなぁ♪
では最後にもう一度。Argo, Fuck Yourself!!ヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ
有名だし名前は知っていたけど、特に意識して追いかけている俳優さんではなかったです。
なのでトレーラーを始めてみたとき、あまりの格好良さにほわあああってなりました(笑)。端的に言うと萌えた。短髪で精悍なイメージから転じて、今回のビジュアルではお髭もしゃもしゃでちょっと知性的というか、おだやかで優しそうな見た目がとても素敵で(好みだったので/笑)思わず惹かれてしまいました。
目が、いいですよね。
誠実で、きちんと仕事をやり遂げてくれそうな目が印象的。
彼が頼みの綱であることに、説得力があります。
■主人公
主人公メンデスは、CIAで働く人質奪還のプロです。
彼は、妻と別居して愛しい息子と離れて暮らしている、寂しい父親でもあります。
電話をした息子が見ていたというTV(最後の猿の惑星)にチャンネルを合わせた彼が思いついたのが、このお話で描かれている"映画作戦"でした。
この映画は、奪還の物語です。6人(+52人)のアメリカ人をアメリカへ連れ帰る物語。
その一方で、父親であるメンデス自身が、家族のもとへ帰れるか、という話でもあるんですね。
■ドラマとリアル
実際のメンデスのエピソードではないのかもしれませんが、
例えばディザスタームービーにしても、SFにしても、アメリカ映画の男性主人公が家庭に問題を抱えてることってよくありますよね。離婚大国だし(笑)。
ある意味、とても映画的なベタ設定、と言えるのかも知れません。でも。
その辺りが、過剰に描かれることはありません。いい塩梅に、ストーリーを盛り上げる助けになってる。
ドキュメンタリー映画ではない、けれど、史実がテーマで。
だからこそ、丁寧にリアリティを追ったベン・アフレックの巧みなバランス感覚が分かるような気がします。
メンデスの葛藤シーンも、大げさにせず、ドラマティックに描きすぎていません。だから逆に、リアルな物語に観客はのめり込んだまま、冷めずに最後まで楽しめる。
何せ、このありえない作戦は、史実なわけです。事実は小説より奇なり。
リアルが一番ドラマティックでサスペンスに満ちてる。
演出を抑えることで、逆にそれを際立たせたんじゃないかな、と思いました。
ごてごてと飾り立てたら、逆に嘘っぽくなりそう。
バランスといえば、ハリウッドでのシーンですね。
有名な特殊メイク技師チェンバースと、プロデューサーのレスター。
ノリノリのBGM、突拍子もない作戦にノリノリのオッサンたち(笑)。
Argo, Fuck Yourself!!ヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ
軽妙なタッチのシーンでは、存分にニヤニヤさせられます。
緩急のバランスが素晴らしいです。ほっとさせられ、かと思えば響く銃声に身を竦める繰り返しのうちに、すっかり意識を握られてしまいました。
もうされるがままです。ベンは優秀なメンタリストのようですね(笑)。
■サスペンス
映画冒頭、分かりやすいあらすじで、当時のイランを説明します。英米の介入やら浪費する暴君やら色々大変ですが、革命が起こって、イランは大荒れの状態に。
アメリカが前国王を人道的な理由から受け入れますが、そんなこたぁ関係ない、学生やら女性やら、すごい勢いで怒って、引き渡せーってことでテヘランの在米大使館を囲いました。
大使館の門の外には大勢のデモ隊が詰め掛け、声を上げています。
燃やされるアメリカ国旗。異国の言葉。唸るような掛け声がこだまして、人の憎悪がうねり高まっていく恐怖。いつ、門を破られるか分かりません。
大使館の中では、ビザ発行を待っているイラン人たち。大使館の職員たちは、緊迫した雰囲気の中で業務を行いながら、外と連絡を取っていました。
門は破られ、なだれ込んでくる群集。政府も警察も軍も、何もしてはくれない、間に合わない!
海兵隊に時間を稼がせ、退避を決断した職員たちは、死に物狂いで重要書類を破棄し始めます。
しかしあっという間に、大使館は占拠されてしまうわけです。52人は人質に。ただし、直接外へ出られる建物にいた、6人だけが大使館を脱出して、カナダ大使の私邸へ逃げ込んでいました。
これが物語の始まり。追われ続ける120分の、始まりです。もう怖い。
観客はあっという間に、あの日、あの時のイランへと連れて行かれます。
あえて字幕のないシーンも多いです。異文化の匂い、理解出来ない言語のシャワー。
分かるのは、浴びせかけられているのが、憎悪ということだけ。
常に追いかけっこ。時間との勝負です。
過激派側は子供たちにシュレッダーにかけられた名簿を復元させているので、もし足りない6人の身元がバレてしまったら即終了。うわぁやめてぇ!!(( ;ω;)ガタブル
作戦が認可され、メンデスがイランへ入り、6人に会い、準備を進めながらも、リミットは常に背後へ迫っています。
最後、一度取り消された作戦を決行するんですが、大統領の許可を貰って旅券の予約を復活させないと諸々アウトです。メンデス+6人は既にカウンターに。CIAの上司が、必死で対応します。「さっさとやれ!」とかもう胸熱でしたv
セーフ、の瞬間肩から力が抜けますが、まだまだ緊迫は続くんです…。
ハリウッドに作った嘘の事務所に防衛軍のメンバーが電話をかけるんですが、道を撮影で塞がれて渡れないチェンバースらが、間に合うか…!とかもう!
■信頼
メンデスは人質奪還のプロ、ですが、よりにもよって「映画作戦」です。
当然、カナダ大使私邸でメンデスに会い、その作戦を知らされたときの6人の反応は…さもありなん(笑)。
演技なんて無理だと不安がる人、反発する人…。
それでも、これしかないのだと作戦を受け入れ、彼らは自分たちの役を暗記し始める。
ところがアクシデントが。指導省がロケハンを許可、バザールで担当者に会うよう指示されてしまいます。行かないと疑われるが、人だらけのバザールで顔を晒すのは危険過ぎる。
妻を危険に晒せない、と拒否するジョー。名前も知らない男を、信じるなんて無理だ。
そんな彼に対しメンデスは、本名がトニーであること、出生、妻と息子がいることなどを語り、信頼を求めます。
「見捨てたことは、一度もない」
何とかその日を乗り越えた6人。繰り返し空港でのやり取りをシュミレーションするが、メンデスの元へ連絡が。軍による、大使館の人質52名の救出作戦が決行されるので、「アルゴ作戦」は中止、即刻帰国せよ──6人の命はどうなるのか?
苦悩するメンデスを「よくやった」と慰めるカナダ大使。そっとホテルへ戻ったメンデスは酒を煽り、しかし一晩中悩み続ける。
そして翌朝。準備を済ませ、遅いメンデス……もうトニーでいいですねw彼の訪れを待っていた6人の元へ、メンデスは現れた。
信じてくれた6人に、応えなければいけない。見捨てられない!
ここからはもう、ノンストップです。空港へ向かい、検査をくぐり、しかし搭乗口の手前で7人は別室行きにされてしまいます。
超ピンチ。搭乗に間に合わなければすべてが終わる…!
そこで力を発揮したのが、6人の内のひとり、ジョーでした。
トニーを信じられないと言っていた、彼が。
革命防衛軍の男に対して、製作補の立場になりきり、得意の現地語を活かして、映画の説明を始めたのです。
絵コンテを見せながら、身振り手振り、擬音を交えて堂々とアピール。
一番作戦に対して不審を隠さなかった彼も、トニーを信じて、懸命に役柄を覚えていたんですね。
無事に最終関門を通過、搭乗手続きへ戻ることが出来ました。後は乗るだけ、飛ぶだけです!
しかしその頃、子供らが復元した名簿の写真とバザールで撮られていた6人の写真が…バーレーたー!!!
■英雄
最後の瞬間までさっぱり油断できませんでしたが、無事に飛行機は領空を出て、6人とトニーは無事の帰国となりました。嗚呼よかった!(涙)
6人の帰国は、カナダ政府が密かに計画を進め、行ったことに。アメリカも、CIAも、関係ない。6人と、彼らを匿ったカナダ大使夫妻は、英雄として称えられた…。
トニーは、CIAエージェントの最高の名誉、スター勲章を授与され…でもなかったことに(笑)。だって何にもしてませんからね。
妻のもとへ向かい、彼女を抱き締めるトニー。息子とベッドで寄り添い、過ごすおだやかな夜。
スタートレックなどのSFキャラクターが並ぶ部屋の棚に飾られた、アルゴの絵コンテ。
アルゴのように、英雄は、大切なものを取り戻して、戻るべき場所へ戻ったのでした。
素敵なパパでよかったね!
実在のトニー一家は引退後、田舎でおだやかに暮らしたそうです。
そんなわけで満足度100%の映画でした。
ことが上手くいってもご都合主義とは決して言わせないだけの切迫感が上手いです。実際上手くいったわけですしね(笑)。
当然トニー大好きになりましたが、上司のジャックもよかったなぁ♪
では最後にもう一度。Argo, Fuck Yourself!!ヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ
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無題
アルゴ面白かったですね!!
>ことが上手くいってもご都合主義とは決して言わせないだけの切迫感が上手い
本当にそうでした。仰るとおり演出が派手すぎないからこその、心の準備もなく、自然と観る側も一緒に危険の中へ放り込まれてしまう、そんなような感覚が良かったです。
特にアルゴ作戦中止・帰国しろという命令を受け、静かにトニーが大使の家を去る場面では、助けてくれるとわかっている筈でも…急に疲労感が湧いてきて、落ち込みました;
そして喜んだり、またハラハラしたり、最後まで楽しかったです。これは映画館で観て良かった!
僕も上司のジャック好きです(笑) あそこまで潔く行動してくれるCIA上司は予想外w
「さっさとやれ!」最高でした。
>ことが上手くいってもご都合主義とは決して言わせないだけの切迫感が上手い
本当にそうでした。仰るとおり演出が派手すぎないからこその、心の準備もなく、自然と観る側も一緒に危険の中へ放り込まれてしまう、そんなような感覚が良かったです。
特にアルゴ作戦中止・帰国しろという命令を受け、静かにトニーが大使の家を去る場面では、助けてくれるとわかっている筈でも…急に疲労感が湧いてきて、落ち込みました;
そして喜んだり、またハラハラしたり、最後まで楽しかったです。これは映画館で観て良かった!
僕も上司のジャック好きです(笑) あそこまで潔く行動してくれるCIA上司は予想外w
「さっさとやれ!」最高でした。
Re:無題
- 2012/11/09 04:52
面白かったですね~!ドーパミンが出まくりだったので思わず長文感想になりました(笑)。映画を見に行くときは電車代のことを考えて2本~3本まとめ観になるんですが、アルゴの時はそれだけ。でも凄く充実した気分でした。
ちょっとばかり迫力のあり過ぎるシュミレーション系のアトラクションに放り込まれたようです。話だけ聞いたら絶対嘘でしょ?と思うような作戦が、シリアスな社会情勢の異国を舞台にジェットコースター的に展開していく流れは、娯楽としては一級品ですよね!
単館上映の映画みたいなシリアスと、ハリウッド大作ばりの派手なドラマのあわせ味噌的な(笑)。
作戦中止の流れは、トニーの気持ちになると何ともいえない脱力感に襲われました…。練習を、と6人が努力を重ねているのに、本当のことは言えずに…。でも最終的に、見捨てたことはない、の台詞を証明してくれたトニー、カッコよかったです。プロとして誠実だし、人としても。だから最後、奥さんと子供のところへ帰れて本当に良かった!せつない話も好きだけど、ハラハラして最後にハッピーな気分で映画館を出られるって素敵です。
>上司。 CIAってどうにも陰険なイメージだったんですが、CIAの面子が何たらと言いつつも部下の命を守るのに奔走してくれるし、CIAにしては珍しい(笑)良い上司でしたw今までトニーが救出に成功してきたのも、彼のフォローがあったからこそ、なのかも?w
ちょっとばかり迫力のあり過ぎるシュミレーション系のアトラクションに放り込まれたようです。話だけ聞いたら絶対嘘でしょ?と思うような作戦が、シリアスな社会情勢の異国を舞台にジェットコースター的に展開していく流れは、娯楽としては一級品ですよね!
単館上映の映画みたいなシリアスと、ハリウッド大作ばりの派手なドラマのあわせ味噌的な(笑)。
作戦中止の流れは、トニーの気持ちになると何ともいえない脱力感に襲われました…。練習を、と6人が努力を重ねているのに、本当のことは言えずに…。でも最終的に、見捨てたことはない、の台詞を証明してくれたトニー、カッコよかったです。プロとして誠実だし、人としても。だから最後、奥さんと子供のところへ帰れて本当に良かった!せつない話も好きだけど、ハラハラして最後にハッピーな気分で映画館を出られるって素敵です。
>上司。 CIAってどうにも陰険なイメージだったんですが、CIAの面子が何たらと言いつつも部下の命を守るのに奔走してくれるし、CIAにしては珍しい(笑)良い上司でしたw今までトニーが救出に成功してきたのも、彼のフォローがあったからこそ、なのかも?w
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プロフィール
HN:
seto
性別:
女性
自己紹介:
※7月からやや多忙にて更新頻度落ちますが何かあればお気軽にご連絡下さい
ゆるい運営+ヲタ兼業のため萌え萌えいうのでご容赦。
※My English is very poor.
Would you comment in simple English?
Thanks;)
TakeThat大好き。
2011年のX-Men First Classを観たのがきっかけ。
→LoveLoveやKidzのPV+Brits&NMAetc...
→重度のマーキー担爆誕
超絶スマイルで見上げてくる妖精さんかわいいよ…!
洋画や海外ドラマも好き。英語は勉強中です。
うっかりマークに会いに行きました…
握手出来たようれしい;▽;優しかった…。
小さな宇宙がキラキラしていました。
I met MarkOwen 090613.
ギャズライブにも参戦しました!
英国最高峰のヒーリングヴォイスでした…
05,06,08/0414 SISYLTour
ロブのSwingLive観てきました!
天性のエンターテイナーが贈る最高のショウ。
29,30/0614 SwingsBothWaysLive
夢だったTTLive観てきました!
ファンサありがたすぎて号泣しました…
常に今であり続ける三人の努力の結晶。
29,30/0515 TakeThatLive2015
視聴中↓
・TheBlackist
・L&O UKS1
・BBB
拗らせているもの↓
・新米刑事モース(擬似親子)
・時空刑事LOM(シムさんカワイイ)
・大脱走(全方位萌え)
・レミゼ学生(天使だとか酒樽だとか)
・TBL(レスラーたんを見守る会)
Since:2012
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※My English is very poor.
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Thanks;)
TakeThat大好き。
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超絶スマイルで見上げてくる妖精さんかわいいよ…!
洋画や海外ドラマも好き。英語は勉強中です。
うっかりマークに会いに行きました…
握手出来たようれしい;▽;優しかった…。
小さな宇宙がキラキラしていました。
I met MarkOwen 090613.
ギャズライブにも参戦しました!
英国最高峰のヒーリングヴォイスでした…
05,06,08/0414 SISYLTour
ロブのSwingLive観てきました!
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29,30/0614 SwingsBothWaysLive
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ファンサありがたすぎて号泣しました…
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29,30/0515 TakeThatLive2015
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拗らせているもの↓
・新米刑事モース(擬似親子)
・時空刑事LOM(シムさんカワイイ)
・大脱走(全方位萌え)
・レミゼ学生(天使だとか酒樽だとか)
・TBL(レスラーたんを見守る会)
Since:2012